富士登山
5合目から富士山に登りました。道は砂利道ですが、始めのうちは緑も多く自然に癒されます。
しかし、しばらく進むと緑は全くなく、長い砂利道が続き、7合目あたりからは岩場となります。ここからが、過酷な富士登山の始まりです。斜面も緩やかとは言えず、行けども行けども同じような道で、体力的にも精神的にも疲労を感じます。標高が高くなるにつれ、少し歩いただけで息切れします。天候も悪く、強風にさらされ、雨まで降ってきました。考えていたよりもずっと富士登山は過酷なものなのだと思い知らされました。
そんな中、肌で感じたのは山登りと人生は似ているなということでした。どんなにきつくても、どんなに大変であっても、進み出した目の前の道を1歩ずつ前へ進んでいくしか道はありません。歯を食いしばって9時間かけて登り、頂上に着いた時の何とも言えない達成感は、登った人にしか味わえないものではないでしょうか。若輩者ではありますが、人生の達成感を味わえるように今後も精進していきたいです。
M・E
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